旬の野菜！かぶを使った献立3選！

12月から3月が旬と言われているかぶを使った献立をご紹介します！

献立① カブのグリル焼き献立

ひとつ目に紹介させていただくのは、こちらの献立です！ 晩酌メニューだそうで、なんとも美味しそうなおかずが並びます♪

ついつい副菜に回ってしまいがちなかぶは、大きく切り、ゴロっとしたまま焼くことによって、じゅわっと美味しいとっておきのメインに。

シンプルに焼くだけ、とは言いますが、今回の投稿のようにしっかりと焼き目がつくまでグリルしてあげると、旨味もマシマシで美味しいですよ！

かぶにはでんぷんなどの糖質を分解して、消化吸収を助ける効果がある『アミラーゼ』が豊富に含まれています♪

糖の消化吸収を助けることで、胃腸の負担が減るので、主に胃もたれや胸焼けの予防に効果的だと言われているんです。

さらに、かぶや大根など、アブラナ科の食材に共通した辛味成分である『イソチオシアネート』には胃液の分泌を促し、胃の健康を保つ働きがあるとも言われ、胃腸の健康を保つためにとっても有効な食材なんです♪

これならお酒を飲む時にもぴったりですよね！

また、かぶの葉には緑黄色野菜に含まれる栄養素がたくさん含まれていて、実は根の部分よりも栄養価が高いと言われています。 特に、βカロテンという成分は葉の部分にのみ含まれていて、これは体内でビタミンAに変わり、粘膜や皮膚の働きを維持してくれる働きがあります！

今回ご紹介した献立の中でも、『かぶの葉の昆布漬け』のように、かぶは根だけではなく葉まで余すところなく使って、美味しいだけではなく栄養も無駄なく摂れると良いですよね♪

献立② カブとお揚げのお味噌汁献立

かぶはお味噌汁部員として、お揚げと一緒にたっぷりと！

ひとつ前の投稿ではグリルのかぶをご紹介しましたが、煮たり蒸したりするととろっととろけるような口溶けになるので、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭でも食べやすくおすすめです。

特にお味噌汁などの汁物に入れると、出汁を吸ったかぶがとっても美味しいんですよね♪

また、皮と実の間の部分には豊富な食物繊維が含まれていますので、皮付きのまま調理していただくと腸内環境にも良い効果が見込まれます。 もし食感が苦手でなければとってもおすすめですよ！

逆に、繊維質の食感が苦手な方はかぶの皮を厚めに剥いてから調理していただくと良いかもしれません。

今回の献立は、主菜には『ひじき入り月見鶏バーグ』、副菜には『柴漬けポテサラ』とアイディア満載の和メニューが並びます♪

ミネラルを豊富に含んだひじきやお豆腐を使った鶏バーグは、高タンパクかつビタミン・ミネラルもしっかりと摂ることができるので、ヘルシーなメニューをお探しの方にも是非参考にしていただきたいメニューです。

淡い桜色が特徴的な副菜もとっても真似しやすいかわいらしいビジュアルですよね♪

和献立はつい地味な色味になってしまいがちですが、美味しくヘルシーなだけではなくこんな可愛らしいアイディアも是非参考にしてみてくださいね♪

献立③ 豚肉と赤カブのさっぱり炒め献立

今までご紹介してきたかぶは白かぶでしたが、今回の献立は赤かぶをチョイス！

実はかぶは日本全国で栽培されている野菜ですが、主に西日本では中国を経て渡来したアジア型、東日本には朝鮮半島を経て渡来したヨーロッパ型がそれぞれ定着したそうで、色味などにも特徴が分かれるそうですよ。

主にアジア型が白かぶで、今回の献立で使用されているような赤かぶは東日本に定着したといい、そこからさらに日本での品種改良が重ねられてブランドかぶ品種が生まれているそうです。 かぶにもそんなルーツがあったなんて驚きですよね！

今回は赤かぶを『豚肉と赤かぶのさっぱり炒め』として火にかけた調理をしていますが、赤かぶは品種的にも一般的な白かぶより硬いので、調理しやすいというポイントもあります♪

また、この特徴的な硬さを活かして、歯触りの良い『漬物』としてもよく加工されています！

かぶは単に色味だけではなく、大きさや硬さなど、さまざまな個性を持った品種がたくさんあるので、調理法やお好みに合わせて選んでいただくのも良いかもしれません。

旬季節は美味しいかぶが出回りますので、是非葉から根まで栄養たっぷりのかぶを味わってくださいね♪